メディシェフ x 静岡市 コラボレーション授業 @常葉高校 開催のご報告

ウェルビーイングを叶える実践型食育講義
-明日の朝から自分で作れる、体を整える朝食-

コック帽とコックコートを着たシェフが、平日9時から高校の調理室に。校庭からの視線も集めながら、メディシェフx静岡市のコラボレーション授業が行われました。

若い世代が抱える食課題である「朝食欠食による食習慣の乱れ」や「野菜不足による栄養バランスの偏り」の解消を目指すことで健康長寿の延伸に繋げていく食育事業、「しずおかカラダにeat75」。
この授業の一環としてメディシェフは、「作ってみよう!自分のための朝ごはん~健康的な副菜について考える~」というテーマのもと、「朝食欠食による食習慣の乱れや野菜不足による栄養バランスの偏りを改善するために食に興味を持ち、自分で調理する」ことを目的とした実践型の学びを、常葉高校1年生、19人に提供しました。

講義形式で、シェフから栄養バランスが取れた朝食の大切さ、栄養素について学んだのち、シェフのデモンストレーションと調理実習を行いました。
この日のレシピは、シェフが授業のために考案した、【オリーブオイルで食べる11種類の食物繊維が入った副菜サラダ】。
彩り豊かで簡単に実践できるレシピで、シェフによるデモンストレーションでは、それぞれの野菜の特性、味付けや食べやすさ、”映える”料理にするコツなどを楽しく学びました。
朝食の準備さながらの短時間で、チームワークをフル活用して実践した調理実習では、コロナ禍でなかなか聞くことができなかった笑い声、歓声に包まれ、対面型ならではのコミュニケーションの機会にもなりました。

終了後のアンケートでは、「(授業が)楽しかった」「自分で料理をしたくなった」「自分のためになる学びだった」がいずれも94.7%(※)と、「楽しく、自分のためになる学びによって、自分で料理を作りたいというアクションに繋がるプログラムとなりました。

2020年度に小学校から、2022年には高校でも学習指導要領が改定され、何を学ぶか、だけでなく、どのように学ぶか、なにができるようになるかも非常に大切になってきています。
大切な経験を重ねる時期に、自分のことを良く知り、自分のベストを自分で作ることができる。毎日経験する大切なインプットである「食」から叶える「ウェルビーイング教育」を、メディシェフはこれからも広げてまいります。

当日の様子は、12月19日発行の静岡新聞様の紙面にも掲載いただきました。
https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1001519.html

※受講者19人によるアンケート結果。N=30未満のため参考値。